自宅で選べるバレエシューズ!新サービス「トウシューズフィッティング」
神奈川県逗子市にあるバレエ用品店「赤い靴」を経営する田中美季さんが、画期的なバレエシューズフィッティングサービスを始めました。これは、バレエを愛する人々のための新しい試みで、自宅にいながら自分にぴったりのトウシューズを選ぶことができるというものです。
バレエ人口が減少する中での取り組み
近年、少子高齢化やダンスの人気多様化により、バレエ人口は減少の一途を辿っています。これにより、近くのバレエ用品店が減少し、トウシューズのフィッティングが困難な状況に置かれている方が多いのが現実です。そのため、フィットしないトウシューズを履き続け、結果として怪我や痛みからバレエを辞めてしまうケースが増えています。
「トウシューズ難民」とも呼ばれるこの問題は、一人ひとりの足に合ったシューズを選ぶ重要性を再認識させられます。特に成長期のお子さんにとって足の変化は大きく、フィッティングは非常に重要です。
新たなフィッティングサービスの発表
そこで田中さんが考案したのが「ご自宅フィッティングサービス」です。これは、公式LINEを通じてお客様の足の写真を送ってもらい、プロのシューフィッターがそれを見て最適なトウシューズを提案するサービスです。その後、選ばれた3足のトウシューズを自宅に郵送し、1週間試してもらいます。最終的に自分に合ったシューズを選べるという、特別なフィッティング体験ができます。
「魔法のように合うシューズに出会えた」や「フィット感の違いに驚いた」という感想が寄せられており、この新サービスがいかに多くのバレエ愛好者の助けになるかが伺えます。
37年間の歴史とその想い
「赤い靴」は、田中さんの母が1988年に創業したバレエ用品店です。田中さん自身も幼少期からバレエに親しみ、37年にわたって地域の人々に愛され続けています。店舗には、足を見ただけでトウシューズを選び出す名物シューフィッターもおり、多くのお客様が親子二代にわたって訪れています。
バレエの楽しさや素晴らしさを広め、より多くの人にこの体験をしてもらいたいとの想いから、新サービスが生まれました。田中さんはバレエの知識や経験を活かしながら、全国の愛好者の足を支え続けることを目指しています。
まとめ
この新しいフィッティングサービスにより、バレエを愛する人やこれから始めようと考えている人々にとって、最高のトウシューズを見つける手助けが大きくなります。田中さんは「一人でも多くの方にこのサービスを知っていただけるよう、メディアの方々にもお力を貸していただければ」と話しています。興味のある方はぜひ、「赤い靴」の公式サイトを訪れてみてください。
お問い合わせ先
所在地:神奈川県逗子市逗子6-4-7-2F
電話:046-873-6710
営業時間:10:30~18:30(木曜定休、冬季・夏季休業あり)
公式サイト
フィッティングサービス特設サイト