岡山大学と三重大学、研究支援に関する意見交換を実施
2025年7月2日、岡山市北区に位置する国立大学法人岡山大学の津島キャンパスで、三重大学との意見交換会が開催されました。この会合は、研究支援人材(URA)についての制度をテーマにしており、双方の大学の関係者が一堂に会しました。
意見交換会の概要
出席者には、三重大学から大畑歩研究・地域連携部長、藤井康聡研究推進課長及び友杉充宏URAが来学。また、岡山大学側には研究・イノベーション共創機構の河本雅紀筆頭副機構長が参加しました。意見交換会では、URA制度の基盤や運用、人材育成の試みについて活発に意見が交わされ、特に若手職員の確保と育成に向けたアプローチが重点的に議論されました。
三重大学からは昨年度設置されたURA室に関する質問が寄せられ、岡山大学の取り組みやJ-PEAKSに基づく人事戦略について詳しく説明されました。この中で、大学における広報活動の重要性や、学内外における認知度の向上についても確認が行われました。
岡山大学の人事制度の歴史
岡山大学では、2012年9月にURA制度を開始し、その後も複数の取り組みを展開してきました。J-PEAKSを契機に、多様な人事制度の構築が進められ、研究マネジメント人材の認定を含む各種制度が実施されています。
今回の意見交換会は、URA制度の意義と課題を振り返る貴重な機会となり、さらに連携を強化するための基盤を築く重要な一歩となりました。参加者は、課題や成功事例の共有を通じて、今後の協力関係をより一層深めて行く方針を確認しました。
持続可能な未来への取り組み
岡山大学は、J-PEAKSの採択大学であるだけでなく、地域の他大学とも積極的に連携を図ることで、国内外における研究力の発展を目指しています。大学が持つ専門性と地域力を結集し、社会課題を解決するためのイノベーションを発信しています。また、持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みも強化され、社会変革の実現に向けた研究が進められています。
まとめ
今後も岡山大学は地域社会との協働を通じた挑戦を続け、未来の研究環境を共創することを目指しています。教育と研究の場としての役割を果たしつつ、持続可能な社会の実現に向けた戦略的な取り組みを進める岡山大学にご期待ください。