新横浜で行われるペロブスカイト太陽電池の実証実験に注目

新横浜でペロブスカイト太陽電池の実証実験が行われる！

2025年11月8日と9日、新横浜駅前で開催される「新横浜パフォーマンス」にて、次世代型のペロブスカイト太陽電池と災害用エアーテントを組み合わせた可搬型発電・蓄電システムの実証実験が行われます。この展示は、株式会社ベイサンをはじめ、ペクセル・テクノロジーズとアキレスの共同プロジェクトの一環です。

実証実験の注目ポイント

実証実験は、神奈川県の補助金事業に採択されたもので、ペロブスカイト太陽電池の特性「薄く、軽く、曲がる」を立証することを目的としています。具体的には、災害用エアーテントに取り付けられた太陽電池パネルが、実際に発電を行い、その電力を使ってテント内のLED照明を点灯させる状況を来場者に展示します。

この展示の魅力の一つは、電力を直接利用して鉄道模型を動かすデモを行う予定であることです。これにより、発電システムの実用性が一目で理解できます。また、屋内外の採光実験も行われ、窓越しと直接の採光がどのように機能するかを観察できます。

展示情報

- 開催日時: 2025年11月8日（土）、9日（日） 10時～17時
- 展示場所: 新横浜駅前東広場、ブースNo：34
- 詳細情報: 新横浜パフォーマンス公式サイト

ペロブスカイト太陽電池とは

ペロブスカイト太陽電池は、極限の軽さと薄さ、さらには柔軟性を持つ次世代の太陽電池です。この技術は、桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授によって発明され、ペクセル・テクノロジーズが開発に携わっています。再生可能エネルギーの一環として注目されるこの太陽電池は、将来的な利用が期待されています。

災害用エアーテントについて

展示に使用されるエアーテントは、アキレスが開発した製品で、災害時における多様な用途に対応しています。この高品質のエアーテントは、現場での対応拠点として役立つことが期待され、太陽電池パネルを取り付けることで、大規模災害時でも持続可能な電源を確保することが可能となります。

蓄電システムの役割

発電した電力を蓄えるためのシステムは、株式会社ベイサンの技術によって設計されています。リチウムイオン蓄電池とペロブスカイト太陽電池の組み合わせにより、効率的な蓄電が実現されています。これにより、災害時の非常電源としても活躍が期待されます。

新横浜パフォーマンスとは

新横浜町内会が主催するこのイベントは、年に一度の祭りで、今年は11月8日と9日の2日間にわたって開催されます。「ふるさと港北ふれあいまつり」と「秋のヨコアリくんまつり」とのコラボレーションによって、新横浜全体が一体感を持って盛り上がる機会となります。ぜひ、未来のエネルギーを体感しに、新横浜にお越しください！