大妻女子大学で学ぶ新しい農業の形とweb3技術の可能性

大妻女子大学での新しい農業教育

株式会社農情人の甲斐雄一郎社長が、大妻女子大学キャリア教育センターが運営する大妻マネジメントアカデミー（OMA）で講師として活動を始めたことが発表されました。この取り組みは、社会変化に柔軟に対応できるリーダーを育成することを目指しています。

大妻マネジメントアカデミーとは？

大妻女子大学は、ビジネス、地域社会、家庭で活躍できる女性の育成を教育の柱にしています。その一環として、全学部の学生や卒業生を対象にした実践的な学びの場、OMAを設置しています。ここでは、実社会で役立つスキルや知識を学ぶことができます。

web3技術と農業

近年、web3技術は急速に発展しており、特に農業分野においては、生産から消費に至るまでの新たなサプライチェーンを築く可能性を秘めています。この流れの中で、株式会社農情人は、農業と新技術の融合をテーマに先進的な提案を続けています。今回の甲斐社長の講師就任は、OMAがこの新しい分野を積極的に取り入れたいという思いと、農情人の専門知識の合致によるものです。

講義内容について

講義は、全2回に亘るプログラムで構成されています。初回では、web3に関連する基本的な概念や農業分野での具体的な活用例について学びます。具体的には、以下の内容が予定されています。

第1回：食×web3の可能性

- 日時：2025年11月1日（土）5限
- 内容：ブロックチェーンやNFT、DAOなどの基本概念の解説や、Metagri研究所の事例を紹介します。また、実際にNFTを受け取る体験ができるワークショップも組まれています。

第2回：アイデアソンで未来を創る

- 日時：2025年11月15日（土）5限
- 内容：グループワークを通じて、web3技術を活用した新たな価値創造や課題解決のアイデアを生み出します。最終的には、学んだことを発表し、優秀なアイデアを選出するプロセスも含まれています。

この講義は、受講生が既存の枠組みにとらわれず、創造的な発想を育むことを目指しています。その結果、未来の農業と食に貢献できる人材として成長することが期待されています。

講義を通じた期待される成果

講義を受けることで、学生たちはweb3技術への理解を深めるだけでなく、農業分野の重要性を認識し、社会課題解決に寄与できる能力を身につけることができます。さらに、アイデアソン形式の実践的な学びは、自己主導での学習を促進し、キャリア形成における新たな選択肢を提供できることでしょう。

希望者には、Metagri研究所のコミュニティへの参加も促進され、継続的な学びと実践の場が提供されます。これにより、学生たちが社会に出てからも、学び続ける姿勢を持ち続ける一助となることが期待されています。