微生物エクスプローラーズ
2025-04-08 07:06:20

岡山大学が開催した異分野融合掲げる微生物研究ミーティング

岡山大学で異分野融合への挑戦



2025年4月8日、国立大学法人岡山大学は、理学部コラボレーション棟で「微生物エクスプローラーズ」第2回ミーティングを開催しました。このイベントは、微生物研究をテーマに、多様な分野の研究者が交流する場を提供することを目的としています。

「微生物エクスプローラーズ」は、岡山大学内の微生物に関心を持つ研究者同士の交流を促進し、共通の機器や手法の共有を行いながら、新しい共同研究や学問分野の創設を目指す取り組みです。参加者が気軽に集まり、多様な意見交換ができるサロンのような場を形成し、高額な共通機器の購入や研究拠点の構築を図ります。これにより、微生物研究の基盤強化に貢献することを目指しています。

ハイブリッド開催での成果



第1回に続き、第2回ミーティングもハイブリッド形式で開催され、多くの参加者が現地およびオンラインで交流しました。学術研究院環境生命自然科学学域の守屋央朗教授が、趣旨説明を行った後、岡山大学病院の冨田秀太准教授による「アクネ菌の比較ゲノム解析とプロバイオティクス」、能年義輝教授による「植物病理学:植物病原糸状菌の病原性と微生物農薬の作用機序」、岡村裕彦教授による「歯周病原菌由来の細胞外小胞と全身性疾患」など、様々なテーマが提供されました。

参加者は各講演の後、熱心にディスカッションを行い、研究分野の枠を超えた交流が促進されました。さらに、ミーティングの後には交流会が行われ、参加者同士の夢や目標について意見を交換し、今後の具体的な活動についての話し合いが行われました。

次回開催予定の内容



次回の第3回ミーティングは、2025年4月21日午後2時から、倉敷市の本大学資源植物科学研究所で予定されています。ここでは、谷明生先生が「植物共生メタノール資化性細菌の生態と植物研フィールドフローラ研究チームの紹介」、小澤真一郎先生が「微細藻類の緑藻クラミドモナスを使った光合成研究」、植木尚子先生が「赤潮原因藻ヘテロシグマ生態生理を支える分子機構の解明」について講演する予定です。

地域の研究者たちが生き生きとした交流を持つことは、微生物研究の発展にとって重要な要素です。今後の活動に注目し、岡山大学の取り組みが地域社会や研究界にどのように影響を与えていくのか、期待が高まります。

岡山大学への期待



国立大学法人岡山大学は、持続可能な開発目標(SDGs)の支援にも力を入れており、地域の中核をなす研究大学としての役割を果たしています。このようなイベントを通じて、地域や地球に貢献できる研究が進展することを期待したいものです。

各種関連情報に関しては、岡山大学の公式サイトや研究機関のページを是非ご覧ください。


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