縦型動画の未来を切り拓く!
株式会社ニコンの子会社である株式会社ニコンイメージングジャパンが主催する「-Nikon Presents- Vertical Movie Award 2025」の受賞作品が発表されました。このアワードは、SNSの普及とともに需要が高まっている縦型動画の作品を対象にしています。そこで、各種映像作品の中から、「Create New Timeline」をテーマにして選ばれた優れた作品を紹介します。
受賞作品の詳細
グランプリにはJo氏の「Second Chance」が選出されました。この作品には賞金50万円に加え、ニコンのZ6IIIカメラとレンズキットおよびNIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaが贈呈されます。さらに、CFexpressメモリーカードも受賞に含まれています。また、クリエイティブ支援賞のWELLP部門では、動画企画のプレゼンテーション権とともに、WELLPのシャンプーやトリートメントも副賞として贈られます。
審査員の評
審査員からは、特に映像美とストーリーテリングの点で大絶賛されました。小原穣氏は、「映像の美しさが一気に物語の世界へ引き込んでくれる」と絶賛し、Jo氏の作品が次世代の映像作家を感じさせるものだとコメントしました。その美しいシンメトリーな構図や心情の変化を映像で丁寧に表現した点に注目が集まりました。
さらに、志村優氏は、「縦型の画角が生々しさを持ち、それを活かした作品は特に魅力的」と述べ、カメラワークや映像構成に技術的な工夫が見られるとの評価を下しました。中根さや香氏も、センス良く配置された音楽や効果音が映像を一層引き立てているとし、観客を引き込む力強さを称賛しました。
その他の受賞作品
準グランプリには加藤慎氏の「生ききる」が選出され、ニコンのZ6IIIカメラが贈られました。さらに、他の審査員賞や特別賞も多数発表され、各作品の個性が光る瞬間を提供しています。
例えば、小屋根照之氏の「SENSOR」、伊藤優太氏の「走馬灯」、丹野雄太氏の「TIMELINE-23」等が審査員賞に選ばれました。また、Nikon Creators賞にはKAKERU氏の「Build」が載っており、映像美作品賞にはSummery Bird Cakes Film氏の「日常という名の箱庭」といった作品も受賞しています。
それぞれの作品には、独自の視点やストーリーがあり、見る人を鋭く引き込む力を持っています。この新たな試みは、これからの映像制作において重要なスタンダードになっていくことでしょう。
特設サイト
受賞作品の詳細や他のノミネート作品については、特設サイト
こちら からご覧いただけます。新しい映像表現の可能性を広げるイベントに、ぜひご注目ください。