川崎とセブン‐イレブン
2025-07-01 20:43:23

川崎市、全216のセブン‐イレブンにAED設置で地域の安全を強化

川崎市、全216のセブン‐イレブンにAED設置で地域の安全を強化



川崎市は、この度株式会社セブン‐イレブン・ジャパンと自動体外式除細動器(AED)の設置に関する協定を締結しました。これは、心停止のリスクが高い場所に多く設置されているAEDが、夜間や休日に利用できないという課題に対処するものです。市は、地域の身近なコンビニエンスストアにAEDを設置することで、より多くの人々が緊急時の救命活動に参加できるようにすることを目指します。

この協定は、神奈川県内では初めての試みとなります。具体的には、川崎市内のセブン‐イレブン208店に、2023年10月からAEDの貸出が開始される予定です。これは市民や訪問者にとって、アクセスが良く、緊急時の心強い味方となります。

あらかじめ設置された店舗では、すぐに利用できるように、特に目立つ場所にAEDが設置されます。その周囲には、川崎市の人気プロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」のマスコットキャラクター「ロウル」をデザインした親しみやすいステッカーも掲示されます。この取り組みは、地域の人々にとって、AEDの位置を容易に判断できる助けとなります。

具体的には、川崎市内に新たに設置されるAEDは、令和7年の10月時点で913台に達する見込みです。これにより、市内の公共施設とあわせて、緊急時の対応能力が大幅に向上することが期待されます。

協定の主な内容は、川崎市がAEDの設置や撤去、消耗品の交換などについて管理を行い、セブン‐イレブンは各店舗でのAEDの保管と市民への貸出を行うというものです。なお、店舗の従業員はAEDの貸出をアシストしますが、その操作方法の説明や現場への同行は行わないため、利用する際は注意が必要です。

さらに、設置店舗は「ガイドマップかわさき」や「日本救急医療財団」の全国AEDマップ、川崎市ホームページで公開される予定です。これにより、住民や来訪者はいざという時にAEDを容易に見つけることができるようになります。

川崎市はこうした取り組みを通じて、市民の命を守るための活動を強化し、より安全な地域づくりを進めています。今後も地域コミュニティの協力を得ながら、一層の安全性向上を目指していく意向です。

  • ---

【問合せ先】川崎市健康福祉局保健医療政策部地域医療課 渡邊
電話:044-200-2420


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: 川崎市 セブン‐イレブン AED

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。