新たな旅立ち
2025-11-06 13:53:54

神奈川県立こども医療センターでのホスピタル・ファシリティドッグの新たな旅立ち

ホスピタル・ファシリティドッグが神奈川に新たに仲間入り



神奈川県立こども医療センターで、子どもたちに喜びや癒しを届けるために、新しいホスピタル・ファシリティドッグ『オリ』が正式に任命されました。この式典は、長年センターで活躍してきた『アニー』からの引き継ぎ式として、報道関係者にも注目されました。

ホスピタル・ファシリティドッグとは?


ホスピタル・ファシリティドッグは、専門的なトレーニングを受けた犬で、医療チームの一員として病院内で活動する社会において重要な存在です。これにより、入院中の子どもたちと直接触れ合うことで、病気との闘いにおける精神的な支えとなっています。子どもたちが感じる不安や痛み軽減に寄与することが目的です。

新たな仲間『オリ』について


『オリ』はラブラドール・レトリーバーという犬種で、2022年にハワイで誕生しました。彼女は甘えん坊で友好的な性格を持っており、患者さんへの寄り添いを通じてその魅力を発揮します。オリに関する最初の正式な活動は、2024年1月28日にハワイから来日し、神奈川県立こども医療センターでの職務を開始する予定です。しかし、その間も練習を重ねており、すでに子どもたちからは『オリ姫』として親しまれています。

新ハンドラーである市川美乃里さんは、看護師としての豊富な経験を持ち、オリと共に子どもたちへの支援活動を通じて、感情面でのサポートを強化することに取り組んでいます。市川さんは2016年に杏林大学を卒業後、東京都立小児総合医療センターでの業務を経て、2025年からシャイン・オン・キッズに加わる予定です。

引き継ぎ式の様子


引き継ぎ式は、2023年11月12日(水)に開催され、関係者のみに公開されました。来年3月にはアニーが引退を迎える予定であり、彼女が長年築いてきた信頼と絆を次の世代に引き継ぐ重要な役割を果たしました。数年間にわたり、アニーは多くの子どもたちを笑顔にし、癒やしてきた実績があるだけに、オリもその精神を引き継いで活躍することが期待されています。

シャイン・オン・キッズの想い


シャイン・オン・キッズは、小児がんや重い病気と闘っている子どもたちを支援することを目的とするNPO法人で、さまざまなプログラムを運営しています。ファシリティドッグ・プログラムの他にも、アート介在療法など、多様なアプローチで子どもたちの心のケアを行っています。これにより、入院中の子どもたちが少しでも楽しい時間を持てるよう努めています。

まとめ


ホスピタル・ファシリティドッグ『オリ』の活動が始まれば、神奈川県立こども医療センターの子どもたちにとって、また一つの癒やしの存在となることでしょう。アニーの素晴らしい活動を受け継ぎ、オリと市川さんの新たな旅立ちを心待ちにしながら、実り多い支援へとつながることを期待しています。


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