しまむら衣料品回収
2025-11-05 12:37:27

しまむら、900店舗での衣料品回収開始!サステナブルな未来を目指して

しまむら、900店舗で実施する衣料品回収の詳細



しまむらが、10月27日から11月11日までの期間中、全国の900店舗で衣料品の回収を行います。この取り組みは、持続可能な社会を目指す「しまエコ」の一環として展開されており、これまでのリサイクルに加え、PASSTOを活用したリユースの仕組みも導入されています。

PASSTOとしまむらの連携



株式会社ECOMMITが手掛ける「PASSTO」は、不要な物品を地域で回収し、リユースおよびリサイクルするためのプログラムです。回収された衣料品は、ECOMMITのサーキュラーセンターに集められ、専門のスタッフが状態や素材に応じて選別します。選別された衣料品は、

1. リユース のルートに乗せられ、国内外で再販売される。
2. リサイクル として、他の衣料品へと加工される。

特に、リサイクルは株式会社カイタックファミリーの「MUDA ZERO」プロジェクトを通じて行われ、回収した衣料品の材料が新たな製品に生まれ変わる仕組みです。これにより、2025年度からは再生された糸を使った商品も展開される予定です。

回収対象商品について



回収の対象となるのは、衣料品全般(他社製品も含む)ですが、特定の商品は除外されています。具体的には、下着や靴下、靴、服飾雑貨、寝具類、革製品は対象外です。また、回収に持ち込む衣料品は、必ず洗濯されたものでなければなりません。これに加え、貴重品の確認や濡れた状態での持ち込みは避けてください。

しまむらの環境配慮活動「しまエコ」



「しまエコ」とは、しまむらのサステナビリティ活動を指し、その主な目標はごみの削減や資源の再利用、環境に配慮した商品開発です。具体的には、環境に優しい取り組みを進めており、しまむらの公式サイトでもその詳細を確認することが可能です。

ここで注目したいのは、これまでに約170トン以上の衣料品が回収された実績です。今回の回収イベントでは、回収された衣料品を活用した「サステナブル商品」も11月5日から販売される予定です。この取り組みを通じて、消費者は新たな購買選択肢を得ると同時に、環境保護に寄与することができます。

ECOMMITの役割と「MUDA ZERO」



ECOMMITは、循環型社会の実現に向けた取り組みとして、自サーキュラーセンターを通じて不要品の回収・選別・再流通を行っています。「MUDA ZERO」プロジェクトは、株式会社カイタックファミリーとの協業によって、持続可能なファッションを実現する姿勢を打ち出しています。このプロジェクトでは、衣料品を再生した糸や生地を基にした商品の販売が2025年度からスタートします。

PASSTOの意義



「PASSTO」は、地域での循環利用を促進するプログラムで、単なる回収だけでなく、資源の選別や再活用においても高い成果を上げています。回収された衣料品のリユース・リサイクル率は約98%に達し、CO2排出量の削減にも寄与しています。これにより、身近な場所で環境保護に貢献できる機会を提供しているのです。

まとめ



しまむらが展開する衣料品回収は、サステナブルな社会の実現に向けた大きな一歩です。消費者である私たちもこの機会を通じて、不要品の処分に一工夫を加えてみましょう。リユースされた衣料品を通じて、次の世代へとつなぐ循環を意識しながら、ぜひしまむらの店舗を訪れてみてください。


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