第3の家族が提供する新しい支援プラットフォーム
NPO法人第3の家族(横浜市、理事長:奥村春香)は、支援制度に取りこぼされる子どもや若者に向けたWebプラットフォーム「gedokun」と「nigeruno」をリニューアルしました。このアップデートは、従来の支援制度では対応しきれない様々な悩みに対応するために行われました。
背景
現在、家庭環境や学校生活、健康問題、LGBT、不登校といった多様な課題を抱えた若者たちは、周囲に相談できず孤立することが多いと言われています。そのため、支援制度から取り残される子どもたちに新しいサポートの場を設ける必要が生じました。第3の家族は、悩みを匿名で共有できる「gedokun」、さらに具体的な支援情報を提供する「nigeruno」を通じて、彼らが直面する問題に寄り添っています。
プラットフォームのリニューアル内容
1. gedokunの機能追加
新たに、家庭環境に限らず学校生活、心身の健康、LGBT、不登校といったカテゴリが追加されました。これにより、若者たちが抱える複雑な悩みを一人で抱え込むことがないようにすることを目指しています。
2. nigerunoの再構成
nigerunoでは、援助に必要な情報が「家以外の居場所を探したい」「親に気持ちを伝えたい」といった目的別に再構成されました。このナビゲーションは、子どもたちが必要としている支援にスムーズにアクセスできるようにするためのものです。
今後の展望
第3の家族は、支援制度から漏れ落ちてしまう若者たちが自らの力で未来を切り開くことができる社会を目指しています。今後も現場の声を反映させながら、提供する情報の充実や使いやすさの向上、支援選択肢の拡大に取り組んでいく予定です。
組織概要
特定非営利活動法人第3の家族は、支援を必要とする若者たちに「寄り添わない支援」を行うことを理念としています。彼らが自らの人生を歩むために必要なサポートを提供しながら、社会全体の理解を深めることに努めています。
参考リンク
第3の家族は、支援の拡充に向け、今後も積極的に活動していきます。