リユース促進に向けたウリドキと座間市の連携
神奈川県座間市とウリドキ株式会社は、リユース推進についての連携協定を締結し、持続可能な社会の実現を目指しています。この取り組みは、2025年4月30日からスタートし、循環型社会を築くための第一歩となります。
座間市とウリドキの連携背景
ウリドキ株式会社は、廃棄物の削減を重要なテーマとしており、脱炭素社会の実現に向けた活動を積極的に行っています。ごみをリユースすることは、CO₂排出の削減にも寄与し、環境負荷を軽減する重要な手段です。また、最近ではSDGs(持続可能な開発目標)への関心が高まっており、リユース市場は急速に成長を続けています。しかし、不要品の査定価格を適切に判断することは難しいという課題も残っています。
そこで、ウリドキは複数の業者による査定結果を一括で比較できるプラットフォームを提供し、安心して取引が行える環境を整備しています。今回の連携協定によって、座間市の「全てのものを資源と捉える」というオール・リソース宣言に賛同し、市と共にリユース文化を推進することになりました。
リユースの普及を目指す取り組み
座間市では、循環型社会の実現に向けて日常的にさまざまな取り組みを行っています。しかし、まだ多くの市民が不用品を処分する際に、リユースを選択肢として考えていないのが現状です。今回の協定により、ウリドキのプラットフォームを利用することで、市民が気軽に不要品の査定を行えるようになります。
市民の皆さんは、座間市のホームページを通じてウリドキの買取マッチングサービスを利用できます。査定を希望する品物の情報を入力すると、提携している約10社のプロ査定士から査定価格が提示されるため、比較検討した上で希望する査定士を選ぶことができます。もちろん、利用にあたっての費用負担は一切ありません。
サービス利用の流れ
1.
査定依頼
売りたい品物の情報を入力し、一括査定を申し込みます。
2.
査定金額の案内
最大で10社の買取業者が行う査定結果をお知らせします。
3.
査定士を選ぶ
提示された査定価格を基に、自分の希望に合った査定士を選んで買取手続きを進めます。
リユースの選択肢を積極的に利用することで、市民は不要になった品物を「ごみ」として処分するのではなく、資源として有効活用することが可能になります。ウリドキは、こうした意識を広めることで、リユースを通じた持続可能な社会の実現を目指します。
座間市の魅力
座間市は、東京都心から約40km、西へは横浜から約20kmの距離に位置し、自然に恵まれた落ち着きある町です。公園や田畑が多く、住環境としても人気があります。市の面積は約17.57平方キロメートル、人口131,875人(令和7年3月時点)を抱えています。都会の利便性にアクセスしながらも、自然を感じられる場所です。
これからの座間市は、ウリドキとの協業を通じて、環境に配慮したリユース文化の醸成に努め、地域の発展にも寄与していくことでしょう。ウリドキは、今後も自治体との連携を通じて、廃棄物削減や地域経済の振興、持続可能な社会の構築に貢献していく意向です。