障害者雇用の新たな拠点、BYSN ISEHARA ROASTERYが誕生
神奈川県伊勢原市に、障害者就業支援を通じて多様性を尊重し、誰もが自分らしく生きる社会を目指す株式会社スタートラインが新たに開設する「BYSN ISEHARA ROASTERY」。この施設は、神奈川県内の障害者雇用支援サービスの拠点として注目を集めています。BYSNはコーヒーの焙煎業務を行い、障害者が主体となって高品質なコーヒー豆を製造します。
開設記念イベントの詳細
新しい拠点の開設を祝うため、2025年5月24日(土)に無料見学会が開催されます。このイベントでは、障害者や就労支援員がBYSNの仕組みを直接学ぶ機会があります。参加者は、施設の見学だけでなく、コーヒー焙煎体験や専門家による個別の就職相談も受けられます。また、BYSN自慢のコーヒーを試飲できるスペースも設けられており、参加者同士がコミュニケーションを楽しむ場ともなります。
見学会のプログラム
- - 見学ツアー: スタートラインのスタッフが案内することで、BYSNの特長や取り組みを深く理解できます。
- - コーヒー体験: 実際にコーヒー豆のハンドピックやアフターピック体験ができ、自分で焙煎した豆の魅力を堪能できます。
- - 個別就職相談: 専門の就労支援員との個別相談が行われ、障害者雇用についての悩みや疑問を解消する手助けとなります。
- - 試飲スペース: 美味しいBYSNコーヒーを楽しむことで、社会とのつながりを実感できます。
- - 縁日: 大人から子供まで楽しめるアクティビティも用意されており、家族連れにも嬉しいイベントです。
BYSNとは?
BYSNは、障害者雇用支援の一環として設立されたロースタリー型の施設で、障害者が自立し、充実した生活を送るための環境を提供しています。BYSNのコーヒー焙煎業務では、専門の焙煎機を用い、高品質なコーヒー豆を扱っています。ここで得た技術や経験は、就労後の大きなステップアップとなり、雇用者だけでなく、企業にとっても貴重な財産となります。また、特定のスキルや資格取得をサポートする仕組みも整っており、一人ひとりの成長を促します。
スタートラインの理念
株式会社スタートラインは、「自分をおもいやり、人をおもいやり、その先をおもいやる」という理念のもと、2009年に設立されました。彼らは障害者の雇用を促進し、定着を支援するために多くのサービスを展開しています。屋内農園型の障害者雇用支援や、様々な研修プログラムなど、障害者がより良い職場環境で活躍できる仕組みを提供し、誰もが自分らしく生きるための選択肢を広げています。
伊勢原市に新たに誕生するBYSN ISEHARA ROASTERYは、そのまさに現場での体験を通じて、障害者雇用の可能性を広げる大きな役割を果たすことでしょう。見学会を通じて、ぜひその魅力を体感してみてください。