横浜市とアクトインディ、協定で海洋都市を目指す
神奈川県横浜市が2025年2月28日、アクトインディ株式会社と「海洋都市横浜」の実現に向けた連携協定を正式に締結しました。
この協定は、海に関連する教育や情報発信を強化し、横浜市が持つ海の魅力を存分に引き出すことを目指すものです。アクトインディは、子育て世帯に向けたお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営し、地域の様々な体験やイベントを提供してきました。このたびの提携を通じて、子どもたちへの海洋教育や地域への情報発信をさらに拡充していく予定です。
海洋教育と地域の活動
この連携協定には、いくつかの重要な取り組みが含まれています。主な内容は次の通りです。
1.
海に関する子どもたちの教育や専門人材の育成
2.
海に関する情報発信や市民への普及啓発
3.
その他、本協定の目的達成に必要な活動
これらの取り組みを通じて、横浜市は海の魅力を地域の子どもたちアルテテ妻して広げ、未来の海洋に関わる人材を育てる狙いがあります。
『海洋都市横浜 うみ博2025』の開催
アクトインディが企画運営を担当する初の大規模イベント「海洋都市横浜 うみ博2025」が予定されています。このイベントは、次世代を担う子どもたちに対して、海に関する多彩な体験を提供することを目的としています。
2024年には、海に関連する研究機関や企業の展示ブース、オリジナルグッズワークショップ、スタンプラリーなどが行われ、約22,500人が参加しました。この成功を受け、2025年に向けてさらに規模の大きいイベントが展開される予定です。
お仕事体験『こどもわーくin横浜2025』
もう一つの注目の取り組みは、海のお仕事体験プログラム「こどもわーくin横浜2025」です。これは、横浜の実際の海の仕事に焦点をあてた体験型プログラムです。企業や団体と連携し、海の多様性について学ぶ機会を提供することを目指しています。初回の開催は2024年度に実施される予定で、子どもたちはリアルな海の仕事を通じて、多くの発見を得ることができるでしょう。
公立学校への海洋学習の充実
さらに、今後の取り組みとして、市内の公立小中学校における海洋学習や体験機会の充実を目指しています。これは、地域の海に関わる企業や団体とのネットワークを活用し、海洋に対する理解を深めることを目的としています。子どもたちが海と触れ合い、キャリア教育の意味でもプラスとなるような体験が提供される予定です。
まとめ
横浜市とアクトインディの連携により、地域に密着した海洋教育が実現されます。子どもたちにとって身近でありながら貴重な体験を通じて、未来の海を支える人材が育っていくことが期待されます。これからのプロジェクトの進展に注目です。