越境部活動第2期始動!高校生の新たなチャレンジをサポート
2025年6月に、学校の枠を超えた新しい形の部活動「越境部活動」がスタートします。これは、全国の高校生が自分の「ニッチな好き」を深め、仲間と共に学びを楽しむ場です。若者たちの自発的な探究心を育むため、全4種類の部活を展開し、多様な価値観との出会いを促進します。
越境部活動とは?
「越境部活動」は、単なる学校内のクラブ活動にとどまらず、地域や学校の枠を超えた活動を意味します。このプログラムでは、留学経験のあるセンパイ顧問とともに全国から集まった高校生がチームを作り、対面合宿やオンライン、さらには“越境祭”を通じて、3ヵ月間の集中的な活動を行います。自分の興味に合った部活動を選び、実際に「体感」しながら新しい発見や「探究」を進める機会を提供します。
本プロジェクトは、三菱みらい育成財団からサポートを受けているNPO法人Leap forと一般社団法人ウィルドアの共同事業です。
学校現場の課題に応えた取り組み
近年、少子化の影響で中学生の数が減少し、学校内の部活動が続けにくくなっています。文部科学省の調査によると、運動部の平均部員数はわずかに減少し続けており、さまざまな文化部の加入率も下がりつつあります。このような状況下で「越境部活動」は、様々な学びや体験の機会を提供し、若者たちの興味や関心を広げる新たな学び舎となります。
前回の成功と参加者の声
昨年行われた第1期では、参加者満足度はなんと100%、友人へのおすすめ度も100%という素晴らしい成果を上げました。共に活動した高校生たちは、自分の“好き”や“興味”を深め、貴重な時間を共にしました。
参加者の声
- - 「同志と出会えたのが刺激になった」(パルクール研究部・Oさん)
- - 「県外の友達と交流できたことが貴重だった」(まちデザイン部・Yさん)
- - 「プロの話を聴けて、視野が広がった」(ドローン部・Fさん)
第2期の部活動詳細
次回の「越境部活動」第2期では、以下のラインアップで活動を行います。
1. スポーツ科学部
筑波大学の助教・松尾博一氏と共に、自分の身体について探究します。パフォーマンスや身体のメカニズムを学び、自己理解を深めます。
2. エネルギー部
水素エネルギーの専門家とともに、エネルギーや環境問題について深く学ぶ部活。難しい知識がなくても参加可能で、疑問を解決しながら問題に取り組みます。
3. まちデザイン部
地域の課題を見つけ、持続可能な未来をつくるために地域資源を見つめ直します。地域おこし協力隊の経験を持つメンバーと共に進めます。
4. 越境探究部
多様な専門家との出会いを通じて、自分の「好き」を深める実践型のプログラムです。全10回のワークショップで新たな視点を体験します。
参加方法と締め切り
第2期の参加希望者は公式LINEで仮入部登録を行ってください。抽選で部員が選ばれ、参加費は無料(実費負担あり)です。対象は高校1〜3年生(中学生応相談)。初回の締切は5月19日、その後の情報はLINEでご確認ください。また、遠方や経済的理由により参加が難しい方へは奨学金も考慮しています。詳細は公式LINEでお問い合わせください。
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