NOSIGNERが新たに開設したウェブサイトの魅力
横浜を拠点に展開しているNOSIGNER株式会社が、設立から12年が経過し、この度ウェブサイトを全面的にリニューアルしました。東京防災やベイスターズのまちづくり、万博日本館の基本構想など、さまざまな社会課題に取り組んできたノザイナーが、自らの経験と知見をもとに、デザインの価値を広く伝えるための新しいハブを提供しています。このリニューアルサイトは、デザインを通じて社会の課題を解決する方法を誰でも学び、共有できる場所として生まれ変わりました。
新ウェブサイトの特徴
新たなサイトの最も大きなポイントは、単なるプロジェクト紹介にとどまらず、デザインの社会的価値と良いデザインの実現方法を体系化したことです。このサイトは情報が豊富な「情報サイト」となり、社会課題に対する理解を深めるための多くのコンテンツが用意されています。特に注目すべきは、7つの社会課題を設定し、それぞれの領域でデザインが果たす役割を明確に説明している点です。
7つの社会課題
1. 防災
2. 持続可能性
3. 食
4. 衛生
5. 地域
6. コミュニティ
7. 教育
これらの課題に対して、背景や現状把握を行い、デザインの観点から最も注目すべきポイントを整理しています。これにより、企業や行政、研究者、さらにはデザイナーたちが使いやすくなるよう、情報の整理が行われています。
デザインソリューションの体系化
さらに、サイトでは9つのデザインソリューション(例:ブランディング、プロダクトデザイン、空間デザインなど)について、実際の成果物を交えた説明を行い、協力を希望している企業や団体にとっても価値のある情報が集まっています。これにより、どのように社会の課題にアプローチできるのかを具体的に理解できるように進化しています。
ユーザーへの新しい体験
デザインの見え方についても、黒と白の背景を使い、視覚的な対比を持たせることで、ユーザーにとってのインターフェースがより分かりやすくなりました。加えて、ノザイナーの代表・太刀川英輔氏の言葉がサイト内に散りばめられ、思想や実践と結びついた一貫したメッセージが伝わります。
NOSIGNERのビジョン
NOSIGNERは、デザインの「WHY」と「HOW」に挑むスピリットを大切にしています。代表の太刀川氏は、「本当に必要な目的を見つけ、その目的をもとに革新かつ美しいデザインを作り上げていくことに全力を注いでいる」と語ります。
個人、企業問わず、誰もが自らの方法で社会課題に取り組むことができるようにするため、この新しいウェブサイトが役立つことを願っています。
NOSIGNERについて
NOSIGNER株式会社は、社会課題をデザインで解決することを目的に、2013年に設立されました。建築、プロダクト、グラフィックなど多岐にわたる領域で、革新的な共創を信念にデザインコンサルティングを専門とし、幅広いプロジェクトに関与しています。詳細情報は、公式ウェブサイト
NOSIGNER をご覧ください。