多文化共修研修会
2025-10-14 00:21:22

岡山大学が開催した多文化共修に向けた教職員研修会について

岡山大学が推進する多文化共修の未来



岡山大学(所在地:岡山市北区、学長:那須保友)は、2025年9月24日に多文化共修事業の一環として、教職員向けの研修会を開催しました。このイベントでは「多文化共修を効果的・効率的に実践するために」というテーマのもと、ハイブリッド形式で行われ、多くの教職員が一堂に会しました。130名を超える参加者が集まり、活発な意見交換が行われました。

開会のあいさつと事業の紹介



研修会は鈴木孝義副学長(国際・同窓会担当)の開会あいさつからスタートしました。鈴木副学長は、学内における多文化共修事業の重要性と、その実践において共有されるべきグッドプラクティスについて述べました。参加者はこの事業の意義や目的を深く理解し、共通のゴールに向けた意識を高めました。

グッドプラクティスの発表



続いて、特別講演に移り、横井篤文副学長(グローバル・エンゲージメント担当)と津波優UGA(グローバルエンゲージメントセンター)が登壇しました。彼らの講演は「AI自動翻訳と意見集約アプリで実現する主体的・双方向型のグローバル学習環境」というタイトルで、英語にあまり自信がない日本人学生でも参加しやすい講義の実際を紹介しました。特筆すべきは、リアルタイムで翻訳される英語が画面に表示されることで、言語の壁を越えた学びが可能であることを参加者が直接体感できた点でした。

次に、香田将英特任准教授(学術研究院医歯薬学域地域医療共育推進オフィス)による「生成AIで実現する『字幕付き・多言語対応』教育動画づくり」の講演がありました。香田准教授は、既存の動画に自動的に字幕を追加する過程や生成AIの指示方法について詳しく解説し、多文化共修における言語障壁の解決策としての生成AIの有効性が強調されました。

研修の成果と今後の展望



この研修を通じて、参加者は多文化共修の発展における言語の重要性を再認識しました。生成AIの活用を通じて、こうした障壁を克服する新たな可能性が開かれることを示唆する意義深い内容でした。研修後には、「先進的な取り組みで、今後活用できそう」や「発表内容に非常に興味を持った」といった感想が多く寄せられました。

岡山大学は今後も多文化共修事業において更なる国際化を目指し、地域に根ざした大学としての側面を強化していく方針です。今後の岡山大学に注目が高まります。地域中核・特色ある研究大学として進むその実績に期待しましょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 多文化共修 教職員研修

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。