デジタル革新セミナー
2025-01-10 01:11:25

ディジタル革新が生み出すものづくりの未来に迫るセミナーの成功

デジタル革新の最前線を探るセミナーの開催



2024年12月26日、岡山理科大学岡山キャンパスでは、岡山大学と岡山理科大学の共催によるセミナー「デジタル革新~ものづくり研究・技術の最前線~」が開催されました。このイベントは、デジタル技術がものづくりにどのように活かされているのか、多様な事例を通じて深く掘り下げることを目的としています。

デジタルイノベーションプラットフォームOI-Start



本セミナーは、岡山県と連携し創設された「おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)」の一環です。このプラットフォームは、企業と研究者の効果的なマッチングを促進し、オープンイノベーションを推進する役割を担っています。第1回のお披露目とも言えるこのセミナーには、63名の産業関係者が参加し、最新の技術と研究について学び合いました。

開会の挨拶と研究者の発表



セミナーは、OI-Startの会長である岡山大学の野上保之教授による開会の挨拶から始まりました。続いて、岡山理科大学の折田明浩教授が同大学の研究推進と社会連携活動を紹介しました。その後、4名の研究者が登壇し、それぞれの研究の成果を発表しました。たとえば、岡山理科大学の寺野元規准教授は数値シミュレーションを用いた塑性加工の革新技術について解説し、参加者の関心を引きました。

企業からの事例発表



大学からの発表の後は、OI-Startの会員企業からも4名のスピーカーが登壇しました。株式会社ラピートの重友祥吾氏は、プレス成型CAEにおけるデジタル革新について、その具体例を挙げながら解説しました。また、川上鉄工所の川上朋弘氏は、産官学連携による新工法開発の事例を紹介し、一同の注目を浴びました。特に、オカネツ工業の在本倫規氏によるAI自律走行草刈り機の開発事例は、参加者からの興味を集めました。

意見交換と見学会



セミナーの最後には、岡山県企業と大学の共同研究センターの佐藤兼郎センター長が閉会挨拶を行い、セミナーは無事に終了しました。その後、参加者は岡山理科大学の工作センターとサイエンスドリームラボを見学し、実習経験を通じて学びを深める貴重な機会となりました。また、企業の担当者と研究者による意見交換の場も設けられ、新たな協力の可能性が模索されました。

今後の展望



このような取り組みを通じて、OI-Startではさらなる産学官の共創を推進し、さまざまな分野でのイノベーション創出に寄与することを目指しています。デジタル技術の進化は、今後のものづくりの在り方を大きく変えていくことでしょう。岡山大学はこれからも、地域とともに地球の未来を考え、持続可能な社会の実現に貢献していきます。


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