COP30で発信されるネイチャーポジティブ社会への挑戦とGREEN×EXPO 2027の意義

COP30で見据えるネイチャーポジティブ社会の未来



2025年11月、ブラジルのベレンで開催されるCOP30(国連気候変動枠組条約第30回締約国会議)において、GREEN×EXPO 2027がサイドイベントを実施します。このイベントのテーマは「ネイチャーポジティブ社会への変革-GREEN×EXPO 2027を機に-」です。気候変動問題に対する取り組みが求められる中、日本政府や国際機関、市民団体が集い、この新しい社会モデルを広めることを目的としています。

本セミナーは、脱炭素社会の実現を目指しつつ、自然環境の回復にも力を入れるネイチャーポジティブという概念を軸に進められます。これは、自然を回復するために生物多様性の損失を止めることを意味しており、持続可能な社会の実現には欠かせない要素となっています。

セミナーの概要



  • - 日時: 2025年11月15日(土)10:00-11:15(ブラジル時間)/22:00-23:15(日本時間)
  • - 場所: ブラジル・ベレン市COP30のジャパン・パビリオン内
  • - 参加: オンライン配信(予定)
  • - 言語: 英語(同時通訳なし、先着500名)
  • - 詳細リンク: セミナー詳細

セミナーでは、環境省の土居健太郎審議官が開会挨拶を行い、日本の取り組みを農林水産省の窪田修特別分析官が紹介します。その後、さまざまな立場からのパネリストによるディスカッションが行われます。

パネリストのご紹介



以下の方々がこの重要なイベントでのプレゼンターとして登壇します:

  • - 大津愛梨: O2 Farm共同代表であり、ランドスケープ農業を実践。
  • - 中西隆允: AGBIOTECH株式会社の社長で、環境保全型農業を推進。
  • - Diana Urge-Vorsatz: IPCCの副議長として国際的な気候変動政策の立案に携わっています。
  • - 参加国政府関係者: 各国の取り組みを代表して発表します。

モデレーターには、GREEN×EXPO協会の見宮美早サステナビリティ推進部長が務め、各パネリストから具体的な事例と、ネイチャーポジティブについての意義が発信されます。

期待される成果



このCOP30での発信は、世界中の様々な関係者に対して、持続可能な社会に向けた第一歩を促す機会となります。特に、日本の技術や取り組みがどのようにグローバルな気候変動問題に貢献できるのか、国際的な議論の場となるこのセミナーが重要な役割を果たすことが求められています。

COP30は、1992年に採択された国連気候変動枠組条約に基づく国際会議であり、2025年には30回目の開催を迎えます。このイベントは、国際的な気候変動対策において、日本がどのように貢献できるかを模索する大切な機会でもあります。

私たちの未来を見据えたサステナブルな社会の実現に向けて、GREEN×EXPO 2027は新たな一歩を踏み出します。今後も続々と発信される情報に注目し、私たち一人一人ができることを考えていきましょう。



関連リンク

サードペディア百科事典: GREEN×EXPO 2027 ネイチャーポジティブ COP30

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。