エフピコと相鉄ローゼンが持続可能なリサイクルを推進
神奈川県での環境保護の取り組みが一段と進んでいます。株式会社エフピコと相鉄ローゼン株式会社は、2024年12月までに50店舗を対象に、使用済みの食品トレーやペットボトルを回収して再利用する「トレーtoトレー」と「ボトルto透明容器」のプロジェクトを強化することになりました。これにより、店舗での「エコトレー」や「エコAPET」の使用を促進し、地域のリサイクル活動を活性化していくのです。
使い捨てから循環型社会へ
エフピコと相鉄ローゼンは、地域において「お店がエコリーダー」となることを目指しています。両社は、使用済みの食品トレーやペットボトルを店頭に設置される回収ボックスで集め、リサイクル資源として活用します。回収されたトレーやボトルは、新たなエコ製品の生産に利用され、これによってCO2の排出量を抑えることに繋がります。
2024年3月期には、38トンの食品トレー、19トンの透明容器、67トンのペットボトルが回収され、537トンのCO2排出抑制に貢献しました。これは、レジ袋1737万枚の削減や、横浜スタジアム23面分の森林が吸収するCO2に相当します。持続可能な社会の実現に向けたこの取り組みは非常に意義深いものです。
エコ製品で地域を変える
相鉄ローゼンは、回収促進活動の一環として「エコトレー」と「エコAPET」の使用を続けることに加え、「水平リサイクル推進ポスター」を掲出します。このポスターを通じて、お客様にリサイクル参加を促し、地域全体でサステナビリティの意識を高めることを目指しています。
相鉄ローゼンは、神奈川県を中心に展開するスーパーマーケットで、地域のニーズに応じた商品提供や質の向上を追求しています。また、環境問題にも積極的に取り組み、地域の持続可能な発展に寄与しています。
未来を見据えた取り組み
この取り組みは、エフピコのリサイクル手法である「トレーtoトレー」「ボトルto透明容器」に基づいています。エフピコは、1962年の設立以来、簡易食品容器の製造を通じてリサイクル資源を有効活用し、持続可能な社会を目指してきました。相鉄ローゼンも、開店以来、地域のための取り組みを続けており、今後も多様な方策で環境負荷の軽減に努めます。
このような取り組みを通じて、持続可能な循環型社会の実現に向けた動きが広がっています。この活動を支えるのは、地域住民一人一人の活動や意識です。これからも明るい未来に向けて、一緒にリサイクル活動を進めていきましょう。