国産小麦とラーメン
2025-04-22 11:14:05

新横浜ラーメン博物館で国産小麦を使ったラーメンイベント開催

ニッポン小麦紀行:新横浜ラーメン博物館の新イベント



2025年5月8日から7月2日まで、新横浜ラーメン博物館にて「ニッポン小麦紀行」が開催されます。この魅力的なイベントは、国産小麦の需要拡大と普及を目指しており、特に国産小麦の魅力をラーメンの形で体感できる特別な機会です。

8つの銘店が挑む、地元の味



本イベントには、現在当館にて出店している8つのラーメン店が参加します。各店舗は自らの地域で収穫された国産小麦を使ってオリジナルのラーメンを作り上げ、週替わりで新しいメニューを提供します。これにより、訪れる方々は様々な地域の小麦の特徴を楽しむことができます。

日本の小麦文化を再認識



ラーメンの起源は日本にあり、今や世界的な食文化となりました。しかし、実際にラーメンに使用されている国産小麦の比率は非常に低く、現在ではわずか7%にとどまっています。なぜなら、国内では多くの地域で小麦が栽培されているにもかかわらず、その特徴や魅力があまり知られていないからです。

国産小麦は、やわらかさと弾力のある特性を持つ品種が多く、これを知ることでラーメンの新たな楽しみ方が広がります。「ニッポン小麦紀行」は、国産小麦の価値を知り、味わう素晴らしい機会です。

国産小麦の現状と自給率



日本では、2023年の小麦総使用量は562万トンで、その中の94万トンが国産小麦となっています。自給率は約17%で、1960年代の100%を超えていた時期から大きく減少しました。特にラーメン用の中華麺で使用される国産小麦はわずか7万トンと、極めて限られた量です。

このイベントを通じて、国産小麦の様々な問題についても考え、関心を持つことができるでしょう。

豊富なオリジナルグッズもゲット



来場者には特製の「ニッポン小麦紀行ステッカー」が配られ、さらにスタンプラリーにも挑戦できます。各店舗のラーメンを味わい、スタンプを集めることで「ニッポン小麦紀行トートバッグ」がもらえる特典も用意されています。これらのアイテムは、小麦の大袋をイメージしたデザインで、イベントの記念となる一品です。

開催詳細と店舗情報



イベント概要


  • - イベント名:ニッポン小麦紀行
  • - 主催:新横浜ラーメン博物館
  • - 開催期間:2025年5月8日(木)~7月2日(水)
  • - 出店店舗とメニュー提供スケジュール
- 5月8日~5月14日:博多文福(福岡県)
- 5月15日~5月21日:淺草 來々軒(東京都)
- 5月22日~5月28日:こむらさき(熊本県)
- 5月29日~6月4日:六角家1994+(神奈川県)
- 6月5日~6月11日:利尻らーめん 味楽(北海道)
- 6月12日~6月18日:龍上海本店(山形県)
- 6月19日~6月25日:琉球新麺 通堂(沖縄県)
- 6月26日~7月2日:博多一双(福岡県)

新横浜ラーメン博物館の紹介


新横浜ラーメン博物館は「全国各地のラーメンを一堂に味わえる」として知られるアミューズメントパークです。毎日多くの人々で賑わい、ラーメンの歴史や文化を学びながら食を楽しむことができます。

営業時間は平日11:00~21:00、土日祝10:30~21:00で、入場料は大人450円です。

この夏、国産小麦の魅力を再発見し、各地域のラーメンを楽しみにぜひ足を運んでみてください。


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