60周年記念展
2025-01-27 10:53:22

横浜市民ギャラリー開館60周年記念展「コレクションの地層」を楽しむ

横浜市民ギャラリー開館60周年記念展「コレクションの地層」



横浜市民ギャラリーが今年、開館60周年を迎えるのを記念して開催される展覧会「コレクションの地層」。この展覧会は、当館所蔵の約1,300点に及ぶアートコレクションの収集歴を振り返るユニークな機会を提供します。2025年2月21日から3月9日までの約2週間、さまざまなジャンルの作品が展示され、アートファンの心を満たす内容となっています。

コレクションの歴史を知る


本展のテーマは「コレクションの地層」。これは、開館から現在に至るまでの収集活動の歴史を、さまざまなトピックを通じて紹介するものです。特に1964年の開館初期から1990年代半ばまでに収集された作品に焦点を当てており、開館当初の横浜市民ギャラリーの姿を知ることができる貴重な機会です。

展示される作品は、初代横浜市民ギャラリーがあった桜木町駅前で収集した絵画や、1978年の「ヨコハマ漫画フェスティバル」に関連する漫画のコレクションなど、多岐にわたります。とりわけ、1980年代後半に集中して集められた写真作品が注目され、非常に多様なコレクションの魅力を探ることができます。

印象的な作家の作品も展示され、岡本太郎や福島瑞穂をはじめ、41人のアーティストの作品が紹介されます。福島瑞穂の小特集では、彼の革新的な表現方法も目を見張るものがあります。

特別イベントも充実


この展覧会に合わせて、さまざまな関連イベントも予定されています。特に注目したいのは、詩人の大崎清夏によるワークショップです。参加者は、作品を見ながら自分の言葉を耕す体験ができ、アートとの新たな接点を発見することができます。

さらに、「おしゃべりの日」では、ボランティアの鑑賞サポーターが来場者と作品について自由に対話するイベントが設けられ、より親密なアート体験を楽しむことができるでしょう。子どもたちを対象にした「横浜市民ギャラリーまるごと探検ツアー」も開催され、アートの世界を楽しみながら学ぶ良い機会となります。

開催概要


  • - 会期: 2025年2月21日(金)~3月9日(日)
  • - 開催時間: 10:00~18:00(最終入場17:30まで)
  • - 会場: 横浜市民ギャラリー展示室1、B1
  • - 入場料: 無料
  • - 出品点数: 約50点(41作家)

横浜市民ギャラリーの60周年記念展は、ただのアート展覧会ではなく、地域の文化と歴史を感じる素晴らしい機会です。この機会にぜひ足を運び、横浜のアートの豊かさを体感してください。


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