岡山大学における国際交流の新しい展開
2025年4月13日、国立大学法人岡山大学(岡山市北区)の学長、那須保友氏が、タイのシーマハサラカム看護大学からの訪問団を迎えました。この訪問団には、同大学看護学部長Siranee Imnamkhao氏やタイ公衆衛生省管轄のPraboromarajchanok InstituteからVichai Tienthavorn学長といった重要な教育者たちが含まれています。
岡山大学とシーマハサラカム看護大学は、2009年から保健学研究科において部局間協定を締結しています。この協定を通じて、学生や教員の活発な交流が続いています。今回の表敬訪問も、その関係をさらに深めるための重要な一歩となります。
訪問団のVichai学長は、これまでの交流を基盤にした新たな研究交流の発展を希望していると述べました。特に、プライマリヘルスケア(PHC)分野での共同研究を強化したいという方針が示されました。これに対し、那須学長も、岡山大学がアセアン大学連合(AUN)との連携を推進していることを踏まえ、単なる交流にとどまらず、より組織的な協力関係の構築へと進めたい意向を明らかにしました。
今後、両大学の強い結びつきが、地域社会や国際的な医療教育の向上に寄与すると期待されています。岡山大学は、地域に根ざした特色ある研究大学として、国際的な視点をもって教育活動を展開し、地域と地球の持続可能な発展に貢献することを目指しています。
今回の訪問を通じて、岡山大学とシーマハサラカム看護大学とのさらなる交流の深化が期待されており、今後も両校の関係がどのように進展していくのか注目されます。地域の皆さんも、この新たな国際的なつながりに期待を寄せていることでしょう。
表敬訪問の様子
訪問団のメンバーと那須学長の記念撮影では、双方の笑顔が印象的で、今後の交流への希望が感じられます。このような国際交流を通じて、岡山大学はさらに多様な教育環境を提供し続け、未来の医療人材の育成に努めます。
参考・関連リンク
岡山大学はこれからも地域社会との連携を強化し、国際的な視点を持った教育研究の推進に取り組んでいくことでしょう。