岡山大学がサステナビリティへの取り組みを報告
2026年2月1日、岡山大学津島キャンパスで「カーボンフットプリント活動成果報告会」が行われました。このイベントは、岡山大学経済学部の学生が地域企業と連携して進めたプロジェクトの成果を報告し、地域のカーボンフットプリントの考察を深める機会となりました。
報告会の概要
この成果報告会は、新たに採用されたカーボンフットプリント(CFP)の算定システムに基づくもので、特に「きびだんご」の製造過程における環境影響を分析した成果が大きな注目を集めました。経済学部長の村井浄信教授が開会の挨拶を行った後、第一部では「きびだんごカーボンフットプリント実証」の成果が発表されました。
株式会社廣榮堂の小西祐貴室長が、CFPプロジェクトの背景や取り組みを紹介し、続いて浅井良純氏がMS&ADインターリスク総研からCFP算定結果を詳述しました。また、経済学部の天王寺谷研究室による消費者調査の結果も発表され、質疑応答が行われました。
実践的な学びの場
第二部では、天王寺谷研究室の学生らが「カーボンフットプリントチャレンジ」として、地域企業と協力したプロジェクトの具体的な成果を報告しました。シバムラグループの芝村啓介社長がその背景について説明し、学生たちは「ブルーベリージュース」と「ポン菓子」を対象にしたCFP算定のプロセスを発表しました。
このプロジェクトでは、学生たちが詳細な一次データ収集を行い、エネルギー消費や原材料調達の状況などを正確に反映した算定に挑みました。そして、中電環境テクノスからは、J-クレジットの利用提案がなされ、企業との協働の価値が際立ちました。
有意義な意見交換
トークセッションでは、CFPチャレンジの企業代表と学生らによる活発な意見交換が行われました。企業からは、メディア露出による社員意識の向上や社会貢献の重要性が語られ、反対にデータ収集の困難さについても触れられました。天王寺谷准教授は、このプロジェクトの先進性を評価しながら、学生たちが環境意識を高めるきっかけとなったことを示しました。
終了後の交流会
報告会は志田氏の締めの挨拶で終了し、志を同じくする参加者たちはJテラスカフェで行われた交流会で、さらなる情報共有やネットワーキングの時間を持ちました。
今後も岡山大学では、地域企業や各種支援機関との連携を通じて、学生の環境リテラシー向上と共に、地域の脱炭素化や持続可能な発展に向けて積極的に貢献し続けることが期待されます。地域中核・特色ある研究大学として、さらなる挑戦にご期待ください。