岡山大学と愛媛県の連携
2025-11-05 20:43:21

岡山大学、愛媛県と連携し瀬戸内地域のスタートアップ支援を強化

岡山大学、愛媛県と連携し瀬戸内地域のスタートアップ支援を強化



岡山大学の那須保友学長が2025年10月28日に愛媛県庁を訪問し、同県の濱里要副知事との意見交換を実施しました。これは、岡山市と愛媛県が連携して進める「瀬戸内スタートアップコンソーシアム」の形成に向けた重要な一歩です。このコンソーシアムは、岡山市と愛媛県が共同で申請したもので、内閣府の「NEXTグローバル拠点都市」に選定されました。

瀬戸内スタートアップコンソーシアムの構成



瀬戸内スタートアップコンソーシアムは、愛媛県を中心に活動する「EGFコンソーシアム」と、岡山市及び岡山大学を中心とする「岡山イノベーションコンソーシアム」で構成されています。この両コンソーシアムによって、瀬戸内地域に広域的なスタートアップ支援体制を築くことを目指しています。特に、海や島、山を活かした多様なフィールドと、造船業、鉄鋼業、さらには養殖業や果樹農業といった一次産業のバランスの良さが特徴的です。

スタートアップの創出と成長支援



「巨大実証フィールド『SETOUCHI』」を活用しながら、スタートアップの創出や成長支援を行うことが、このコンソーシアムの大きな目標です。岡山大学はその中核として、研究・技術シーズの活用や、起業家育成、人材交流ネットワークの構築に取り組んでいます。意見交換の中では、瀬戸内地域のスタートアップを地域間連携で推進していくことが確認され、スタートアップ支援にとどまらず、地域の活性化や社会課題の解決にもつながる連携を強化していく意欲が示されました。

新たな取り組みについて



意見交換終了後には、愛媛県庁内に設置された官民共創拠点「トライアングルベース」の視察を行い、岡山市や岡山大学の担当者と共に、両地域が連携して進める具体的な取り組みについて検討を進めました。岡山大学は、今後も瀬戸内スタートアップコンソーシアムおよび岡山イノベーションコンソーシアムの中心的な存在として、イノベーション創出やグローバルに通じるスタートアップ・エコシステムの形成に貢献することを目指しています。

期待される成果



このように、地域の中核を担う岡山大学の取り組みは、地域社会の活性化にとどまらず、全国的なスタートアップ支援のモデルケースとなりえるものです。多様な産業と地域の資源を生かした取り組みが、岡山や愛媛の未来を明るく照らすことに期待がかかります。私たちも、これからの岡山大学の活動に注目し、共に地域の未来を築いていきたいと思います。


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