船水雄太選手、アメリカで新たな挑戦へ
日本人選手として初めて、アメリカのプロピックルボールリーグ「メジャーリーグ・ピックルボール(MLP)」に参戦する船水雄太選手。この挑戦には、彼のこれまでのスポーツ人生だけでなく、英語力向上の努力も大きな要素となっています。
ピックルボールとは?
ピックルボールは、テニス、卓球、バドミントンを融合したラケットスポーツで、年齢や体格に関係なく楽しめるのが特徴。近年その人気が急上昇し、特にアメリカでは「最も急成長しているスポーツ」として注目されています。著名なクラブオーナーたちが名を連ねる中、船水選手は勇気を持って新たな舞台に挑戦します。
船水選手のこれまでの道のり
彼は、大学時代にソフトテニスの世界一に輝き、日本リーグで10連覇を達成。その後プロ選手として活動を開始し、新たにピックルボールの世界へ足を踏み入れました。2024年のシーズンから、彼は単身でアメリカに渡り、マイアミ・ピックルボール・クラブにドラフトされました。これまでのキャリアを活かしつつ、新たな挑戦を始めることに大きな期待が寄せられています。
英語力向上への取り組み
渡米当初は、ピックルボールの技術だけでなく、英語力もゼロからのスタート。船水選手が海外で試合をこなすためには、英語のコミュニケーション能力が不可欠です。彼は株式会社プログリットのサポートを受け、1年間にわたり英語を学び続けました。具体的には、1日2時間の学習を行うことで、実生活に役立つフレーズを覚え、リスニング力を高めていきました。
学習スケジュールの例
- - 6:00-7:30 ピックルボール練習
- - 8:00-9:00 朝食
- - 9:30-11:00 ピックルボール練習
- - 11:30-12:30 昼食
- - 13:00-14:00 英語学習
- - 14:00-18:00 ピックルボール練習
- - 18:30-21:30 会食
- - 22:00-23:00 英語学習
- - 23:00-24:00 YouTube撮影
- - 24:00-6:00 睡眠
この厳しいスケジュールの中でも、船水選手は英語力が向上し、試合後のインタビューや試合前のコミュニケーションに自信を持つようになりました。彼の努力によって、相手の質問を理解し、自分の意見をしっかり伝えられるようになったのです。
船水選手の抱負
船水選手は、英語力を高める過程での成長を実感し、試合でのパートナーとの連携がよりスムーズになったことも感じています。「日本人初のMLP選手として、責任と誇りを持って戦います」と彼は語ります。同時に、英語やプレーにおいてまだ課題があることも認識しており、さらなる努力を続ける意欲を見せています。彼は、この挑戦を通じて夢を追う人々に勇気を届けたいと考えています。
まとめ
船水雄太選手のメジャーリーグピックルボール参戦は、彼の努力と挑戦が実を結んだ結果です。今後の活躍に期待が寄せられる中、英語力向上に向けての取り組みは、すべてのアスリートが国際舞台で成功するための重要な要素であることを改めて思い知らされます。彼の挑戦は、未来のアスリートたちにとっての励みとなることでしょう。