聴こえを守るための市民公開講座
2025年4月12日、伊勢原市に位置する東海大学医学部付属病院が、地域の皆様を対象に「聴こえの大切さ」をテーマとした市民公開講座を開催します。この講座は、聴覚と健康の関係に焦点を当てており、認知症やうつ病との関連についても触れていきます。
講座の詳細
当日は午前10時から午後12時30分まで、松前記念講堂にて行われます。講座の座長は、東海大学医学部の大上研二教授が務め、以下の専門家が講演を行います。
講演内容
1.
「聞こえを保って健康寿命をのばそう」
講師:高野 賢一教授(札幌医科大学耳鼻咽喉科)
この講演では、聴覚が健康に与える影響や、聞こえを良好に保つための方法について具体的に解説します。
2.
「聴こえにくさを感じたらまずは耳鼻科にご相談を ~検査や治療の実際について~」
講師:和佐野 浩一郎教授(東海大学医学部耳鼻咽喉科頭頸部外科)
聴覚の問題がどのように日常生活に影響を与えるのか、また受診すべき理由や方法について詳しく説明します。
3.
「補聴器・人工内耳について」
体験コーナーで、最新の補聴器や人工内耳についても学ぶことができます。これにより、聴覚に関する理解を深め、適切な対処法を見つける手助けとなるでしょう。
参加方法
この講座への参加は無料ですが、定員は180名で事前の申し込みが必要です。申し込みはQRコードから行うことができ、QRコードの使用が難しい方は、平日9時から17時の間にお電話でのお問い合わせも受け付けています。
- - お問い合わせ先:☎0463-93-1121(代表)
主催団体は東海大学医学部付属病院感覚器疾患センターで、共催には株式会社日本コクレアとマキチエ株式会社が加わり、さらに専門学会もサポートしています。
感染症対策について
講座の開催にあたっては、参加者の皆様に不織布マスクの着用をお願いしています。また、駐車場の割引サービスはないため、公共交通機関の利用を推奨しています。
この市民公開講座は、聴覚の重要性を理解し、健康を維持するための知識を広めることを目的としています。特定の製品を宣伝することはありませんが、聴覚に関する情報を多くの方々と共有したいと考えています。ぜひ、お誘い合わせの上、ご参加ください。