茅ヶ崎の美術展
2025-05-22 14:43:21

茅ヶ崎市美術館で吉田耕三コレクションを楽しむ展覧会

茅ヶ崎市美術館での魅力的な陶磁器展



茅ヶ崎市美術館が特別な展覧会を開催します。美術評論家・吉田耕三の卓越した陶磁器コレクションから、著名な陶芸家北大路魯山人を始めとする約80点の作品が一堂に公開されるのです。吉田耕三(1915-2013)は、過去に茅ヶ崎に居住し、陶芸や工芸の発展に寄与した人物として知られています。彼のセンスや視点が反映されたこれらの作品は、彼自身が長年にわたって集めたもので、今回が初めての本格的な公開となります。

吉田耕三の人生とコレクションのルーツ


吉田は、美術評論界でのキャリアを積む中で、義父である速水御舟や、著名な陶芸家たちから強い影響を受けました。中でも北大路魯山人は彼の師でもあり、共に陶芸の探求を行っていました。吉田のコレクションには、魯山人をはじめ、濱田庄司や加守田章二などの作品が含まれ、古陶の要素を取り入れた現代的なデザインが特徴的です。

展示の見どころ


この展覧会では、「日常の器」や「食を飾る器」といったテーマに基づき、吉田が収集した陶芸作品を展示します。特に、吉田の目線で選ばれた魯山人の作品群は、その多様性を体感できる貴重な機会です。また、吉田の研究活動そのものを伝えるため、作品が保管されていたオリジナルの箱も展示されるため、訪れる方々は彼の視点とも深く触れることができるでしょう。

魅力的なイベントも目白押し


更に、展覧会の期間中、関連イベントとして特別な対談やキュレータートークも開催されます。日常の器を集める楽しみや、吉田耕三の素顔に迫る対談が予定されているため、訪れるだけでなく、参加することでより深い理解が得られるでしょう。特に、学習院大学の教授による対談や吉田の弟子との交流など、多彩なイベントが用意されています。

開催情報


展覧会は2025年6月17日(火)から8月24日(日)までの間、茅ヶ崎市美術館にて開催されます。月曜日が休館日ですが、一部の月曜日も特別開館されますので、詳細は美術館の公式サイトをチェックしてください。入場料金は一般が1,000円、大学生が800円とお手頃で、65歳以上の市内在住者は500円とさらにお得です。

この貴重な機会に、ぜひとも茅ヶ崎市美術館で吉田耕三の収集した素晴らしい陶磁器の世界をお楽しみください。美術の深い魅力に触れ、陶芸の奥深さを再発見できることでしょう。


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