ダビンチ5で胃がん手術
2025-07-23 15:17:26

湘南鎌倉総合病院が国内初のダビンチ5による胃がん手術を成功させる

湘南鎌倉総合病院での新たな挑戦



神奈川県の湘南鎌倉総合病院では、2025年7月22日に、最新鋭の手術支援ロボット「ダビンチ5」を使用した国内初の胃がん手術が行われました。この手術は県内でも初めての試みであり、病院にとっても重要な節目となるケースです。早速その施行内容についてお伝えします。

手術の概要


今回行われた手術は、「ロボット支援幽門側胃切除ビルロートII法」と呼ばれる方法でした。手術のコンソール時間は3時間34分、出血量は80mLに留まり、術中合併症も一切なく、予定通りに手技が終了しました。

執刀医である上部消化管外科部長兼ロボット手術センター長の細田桂医師は、手術の難易度について、「横行結腸間膜への浸潤が認められたため、合併切除を要する複雑な手術でした。しかし、ダビンチ5のフォースフィードバック機能が、組織の抵抗感をしっかり感じることを可能にしたため、大きな安心感を持って手術に臨めました」とコメントしています。

この技術を活用し、今後は高難度な症例にも柔軟に対応できることを目指して、運用体制の整備を進める考えです。

今後の展望


湘南鎌倉総合病院では、今回の成功事例を皮切りに、ロボット支援手術の対象を泌尿器科や呼吸器外科、婦人科などへと広げていく方針です。各診療科との連携を深めながら、質の高いロボット手術を提供し、患者の安全性と有効性を重視していくとのこと。

また、将来的にはロボット手術技術の教育や研修の場としても活用することを視野に入れており、さらなる知識の蓄積と経験の向上を目指しています。

まとめ


湘南鎌倉総合病院でのダビンチ5を使った胃がん手術は、最新技術を駆使した安全で高精度な医療の象徴と言えるでしょう。今後の医療の未来を見据えたこの取り組みは、多くの患者にとって明るい希望となるに違いありません。興味のある方は、お問い合わせ先の医療法人徳洲会湘南鎌倉総合病院までご連絡ください。

お問い合わせ





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