映画体験支援プロジェクト
2025-11-14 09:49:28

病気や障がいのある子どもたちに映画体験を届けるクラウドファンディング展開中

クラウドファンディングで映画上映会を全国に



病気や障がいのある子どもたちが安心して映画を楽しめる機会が足りないという現実を打破するため、NPO法人AYAが新たなクラウドファンディングを始めました。このプロジェクトは、全国47都道府県でインクルーシブ映画上映会を開催することを目的としており、2025年11月14日から実施されます。目標金額は100万円で、残すところはあと3県の実現に向けて、皆さんからのご支援をお待ちしています。

プロジェクトの背景



日本では約20人に1人の子どもが何らかの病気や障がいを抱えています。そのため、映画館へ行くことが難しいと感じる家族が多く、「周りに迷惑をかけてしまうのでは」と不安を抱えています。ご家族が安心して楽しめる環境を創出することで、こうした体験を提供することが私たちの使命です。

2023年4月から、私たちは全国でインクルーシブ映画上映会を展開してきました。医療従事者が帯同し、居心地の良い環境を整えています。聴覚や視覚に配慮し、音量は小さめに、照明は明るめに調整。さらに、「声を出しても構わない」「その場から離れても大丈夫」といった自由なルールを取り入れることで、参加者がリラックスして映画を楽しめる低圧的な環境を提供しています。

クラウドファンディングの詳細



今回のクラウドファンディングでは、未開催の
徳島県、島根県、沖縄県での上映会開催のために、100万円を目指しています。1回の上映会には、医療従事者の帯同費用や会場のレンタル料、その他準備に約30万から50万円かかります。

この支援により、全47都道府県での上映会を実現し、2027年には「AYAインクルーシブ映画Day」を設け、全国同時開催を目指します。

参加者の感想



実際に上映会に参加された方々からは、嬉しいお声が多数寄せられています。例えば、「初めて映画館に行けた」「家族全員で笑えた!」という感想があり、この活動がどれほど重要で、必要とされているかが如実に表れています。

30代のある母親は、「母として、子どもたちと一緒に映画を見ることが長年の夢でした。実際に実現したことで、家族にとって素晴らしい思い出になりました」とおっしゃっています。他にも、発達障がいを持つ子どもの親は、「大きな音が苦手な息子でも、声を出しても良い環境のおかげで私も楽しめた」と感謝の声を寄せています。

AYAのミッションと特徴



NPO法人AYAは、2023年に設立された団体で、そのミッションは「体験格差のない社会の実現」です。私たちは医療従事者が参加するイベントを通じて、病気や障がいを抱える子どもたちとその家族にスポーツや文化、そして映画体験を提供しています。このような機会を151回に渡り、17,908人以上に届けてきた実績もあります。

私たちの強みとして、医療従事者が全イベントに同行し、より安全な環境作りを行っています。また、全国に広がる信頼できるネットワークを活用し、参加者や事業者を有機的に結ぶ架け橋となっています。

最後にお願い



代表理事の中川悠樹は、「この小さな『あと少し』を埋めることで、全国すべてでインクルーシブ映画上映会が実現されることを目指しています。そして、この夢の実現へ向け、皆さんと共に力を合わせたく、クラウドファンディングに挑むことにしました」と語っています。

私たちと一緒に、病気や障がいがあっても家族みんなで映画を楽しめる未来を創っていきましょう。どうぞ、ご協力をよろしくお願いいたします。


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