医療技術の進化
2025-11-10 12:03:22

横浜発の医療技術、CoreTissueが新たに6億円の資金調達を実施

CoreTissue BioEngineering株式会社、資金調達成功



横浜市鶴見区に本社を構えるCoreTissue BioEngineering株式会社(以下、CTBE社)は、医療デバイスの研究開発のために新たに約6.0億円の資金調達を行いました。この資金調達には、日本ハム株式会社と三井住友海上キャピタル株式会社が新たな株主として参加したことが特徴です。環境にやさしい医療技術の構築を追求するCTBE社の取り組みが、より大きな成果を生むことが期待されています。

新たな投資家の支援


今回参画した新規株主により、CTBE社は更なる成長のチャンスを得ました。日本ハムの前田氏は、同社の医療デバイスの開発が、アスリートやスポーツ愛好家の健康を向上させ、新たな感動を提供することを期待しています。また、2025年度に予定されるR&D戦略「Proteinnovation」の一環として、CTBE社の取り組みを支援していく方針を明言しています。三井住友海上の投資部マネージャー、島﨑氏も、膝前十字靭帯の損傷について新たな治療選択肢を提供することで、グローバルな医療機器市場での存在感を高めたいと述べています。

膝前十字靭帯の再建手術と治療法


CTBE社は、膝前十字靭帯の再建手術に使用する組織再生型靭帯(CT-ACL001)を開発しています。昨年12月には、初めて患者への治療が行われるFIH(First-in-human)試験が実施され、安全性についてのパイロット試験が引き続き行われています。この新しい治療法は、脱細胞化技術を用いて、安全に移植可能な組織を生産することを目的としており、医療現場での適用が期待されています。

今後の展望


CTBE社は、今回の資金を活用して米国市場でのビジネスを拡大し、より多くの患者に革新的な医療デバイスを届ける計画です。膝の怪我を抱える人々への新たな希望となるべく、商用生産技術の確立にも尽力するとのことです。

このように、CTBE社は医療技術に革新をもたらす存在として注目されています。今後の展開が楽しみであり、横浜から世界に向けた新たな医療の道筋が開かれることに期待が寄せられています。

公式ウェブサイトはこちら: CoreTissue BioEngineering


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