スタートアップの魅力
2024-12-30 23:53:40

岡山大学がスタートアップの魅力を共有する特別イベントを開催

岡山大学がスタートアップの魅力を共有する特別イベントを開催



2024年12月18日、岡山大学津島キャンパスにて卒業生がスタートアップの環境について語る特別なイベントが行われました。このイベントの目的は、学生たちにスタートアップやベンチャー企業での働き方やその楽しさを伝えることにありました。参加者は本学の学生を中心に約10人が集まり、卒業生の経験を通じたリアルな声に耳を傾けました。

第一部では、名古屋大学発のベンチャー企業であるCraif株式会社のCEO、小野瀬隆一氏が登壇しました。小野瀬氏は自身のキャリアと、がんを早期発見するための尿検査技術の開発に取り組む背景について語りました。彼の起業のきっかけには、祖父母のがん闘病があり、その思いから新たなビジネスの展開に挑んだことを披露しました。「痛みのないがん早期発見」を実現すべく、専門チームを作り上げた経験を通じて、チームビルディングの重要性を強調しました。

第二部では、西川天帆路さんと岡省吾さん、両名ともCraif株式会社のエンジニアであり、彼らの経験を基にスタートアップへの参加の意義について語ってくれました。西川さんは「さまざまな人と出会い、新しい視野を広げたい」という情熱からこの世界に飛び込んだ経緯を伝え、岡さんは岡山からリモートで東京にある仕事をこなす日常について詳しく説明しました。二人の話からは、スタートアップが提供する多様な働き方の魅力が明らかになりました。

意見交換の時間では、「大企業では整った教育システムや組織のメカニズムを学べるが、業務が型にはまりやすく、スピード感が欠ける場合がある。その反面、スタートアップでは迅速な成長や多彩な経験が得られる」といった具体的な意見が交わされました。小野瀬氏は「大企業とスタートアップはそれぞれに魅力がある。様々な企業でインターンシップを実施することで、学生は多くの選択肢を得られる」とアドバイスを送りました。

参加者からは、「刺激的な講演会だった」「スタートアップでの働き方に興味が湧いた」との声が多く聞かれました。主催者である西川さんは、「スタートアップは濃密で意義ある経験の場であり、圧倒的な成長の機会を提供しています。企業選びの選択肢として、ぜひスタートアップも知っていただきたい」とコメントしました。

岡山大学自体も、スタートアップやベンチャー創出に向けた支援を積極的に展開しています。起業を目指す学生や教職員には、専門家によるアドバイスや経営相談が用意されており、地域に根ざした研究大学としての取り組みが注目されています。今後の岡山大学のさらなる活動に期待が寄せられていることは言うまでもありません。


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