若手大工の集結
2025-01-30 15:32:28

海老名に集結した若手大工たちの情熱と夢

海老名に集結した若手大工たちの情熱と夢



2025年1月、神奈川県海老名市の「EBINA BASE」にて、株式会社平成建設主催の建築大工技能検定の模擬テストが行われました。このイベントには、全国各地から集まった35名の若手大工たちが参加し、技能を競い合うとともに、伝統の技術を次世代に継承する熱意を示しました。今回は、この模擬テストの様子や平成建設が目指す大工の姿に注目してみましょう。

平成建設のビジョンと若手大工たちの育成



平成建設は、労働力人口の高齢化が進む中で、技能を持った若手大工を育成する施策を積極的に進めています。現在、同社には120名を超える大工が在籍し、その中には42名の一級建築大工技能士や28名の二級建築大工技能士が含まれています。特に重要なのは、若手から中堅、ベテランまでのスムーズな育成環境が整えられている点です。

「EBINA BASE」は、そんな若手大工たちが技能を高めるための拠点となっており、定期的に技能実習が行われています。今回の技能実習も、若手大工が自分の技術を試す貴重な機会となりました。

模擬テストの内容と参加大工の声



模擬テストでは、棟梁を目指す若手大工がそれぞれの課題に取り組みました。課題は「建築大工技能士 二級」と「建築大工技能士 一級」に分かれており、特に一級課題は難易度が高く、正確な木材のカット技術が求められます。若手大工たちは緊張感の中で作業を行いその成果を先生たちに見せつけました。

参加した大工たちの中には、『先輩のアドバイスが大いに役立ちました。この試験に合格して、将来的にはもっと複雑な現場でも活躍したいです。』と語る声がありました。

多彩なスキルを持つ大工たち



平成建設の大工は、ただの職人にとどまらず、設計や現場監督としてのスキルも身につけることで、より多くの業務に柔軟に対応できるような人材が揃っています。また、漆を扱う技術を持つ大工や、大型木造帆船のレストアを手がける大工など、個々が自分だけの特技を持ち寄っており、多様性に富んだ職人集団が形成されています。

日本の伝統技術と未来の棟梁



日本の建築の歴史に目を向けると、明治時代以前は、大工は建築士や現場監督、さらには職人たちをまとめる役割を担っていました。平成建設の若手大工たちは、そのようなかつての棟梁の気概を持ち合わせ、建物が複雑化する現代においても、高い技術力を求めながら、仕事の醍醐味を享受しています。

次回、6月には更なる技能実習が予定されています。実際に見学や取材を希望する方は、是非情報をチェックして若手大工たちの情熱を体感してみてください。彼らがどのように成長していくか、目の当たりにする貴重な機会です。

お問い合わせ



見学や取材を希望される方は、可能な限り下記にてお知らせください。電話(055-962-1000 担当:企画部安藤)またはメール(heisei@heiseikensetu.co.jp)にて受け付けています。技術を磨き続ける大工たちの姿を、ぜひ間近でご覧いただきたいです。




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