ManageEngineの新たな取り組み、ダークウェブ監視機能
2024年11月、ゾーホージャパン株式会社が運営する「ManageEngine」に新機能「ダークウェブ監視」が追加されました。これにより、リアルタイムでダークウェブ上に流出している個人情報や認証情報を検出・通知し、企業や個人のセキュリティを一層強固なものにすることが可能になりました。
ダークウェブ監視の背景
現代のビジネス環境において、情報漏えいのリスクはますます高まっています。特に、ダークウェブでは名簿、クレジットカード情報、電子メールアドレスなどが取引されているため、企業や個人がその影響を受ける可能性は少なくありません。そこで、ManageEngineは世界的に知名度を誇るConstella Intelligenceと提携し、ダークウェブを24時間365日監視する機能を実現しました。これにより、漏えいが発生した場合には、即座に検知し、迅速にアラートが発信される仕組みが整っています。
機能の詳細
新機能「ダークウェブ監視」では、以下のような特長が用意されています:
- - 継続的監視: 組織や社員、サードパーティベンダーに関連する情報が流出されるリスクを常時監視し、問題があれば即座にアラートを発信します。
- - リアルタイムアラート: 漏えいした情報を確認した際に、迅速に対処できるようにアラートが発信されるため、直ちに対応を行うことが可能です。
- - 詳細な情報収集: 検知された情報については、どのデータが漏洩したかを詳細に確認できるため、さらなる調査・対策が容易になります。
利用条件
このダークウェブ監視機能を利用するには、「Log360 Cloud」の「Advanced Threat Analyticsオプション」を有償で追加購入する必要があります。年間8.5万円でご利用いただけます。詳細は公式ウェブサイトにて確認可能ですが、気軽に試用できる30日間の無料トライアルも提供されています。
ManageEngine Log360の魅力
ManageEngine Log360は、リアルタイムのログ収集、監視、相関分析、レポート作成機能を備え、IT管理者のニーズに応える統合ログ管理ツールです。特にクラウド版では、CASB機能も搭載されており、許可されていないアプリの使用も見守ることができます。これにより、組織全体のセキュリティを強化し、IT運用をシンプルに行うことを可能にしています。
まとめ
新機能「ダークウェブ監視」の導入により、ManageEngineは企業や個人のIT環境をより堅固に保護することができます。安心してクラウド環境を利用するために、ぜひこの新機能を検討してみてはいかがでしょうか?
詳しい情報や試用版の申し込みは、ManageEngineの公式サイトからアクセスできます。