物流人事サミット
2025-03-26 16:50:34

物流業界の人事課題解決に向けた取り組みを共有した『物流人事サミット』開催

物流業界の人事課題解決に向けた取り組みを共有した『物流人事サミット』開催



2025年3月5日(水)、神奈川県に本社を持つ株式会社ギオンが、株式会社PR TIMESと共催で「物流人事サミット」を開催しました。このサミットでは、物流業界の人事課題についての意見交換や、各社の採用広報・ブランディングの取り組みが発表されました。

開催概要



このイベントは、オフラインとオンラインのハイブリッド形式で行われ、約80名の参加者が集まりました。参加企業にはギオンのほか、アサヒロジスティクス株式会社や花王ロジスティクス株式会社も名を連ねており、それぞれのアプローチが紹介されました。特に、参加者同士の意見交換部分では、業界全体のイメージ向上のための施策に関する熱い議論が交わされました。

各社のプレゼンテーション



ギオンの取り組み


ギオンからは執行役員の須藤亮平氏が登壇し、「面白いことを仕掛ける物流会社」としての視点を示しました。地域活動や他社とのコラボレーション、さらにリファラル採用を活性化するための成功事例についても語られ、採用面での年間休日数増加に伴うメリットが強調されました。

アサヒロジスティクスの事例


井上健氏が紹介したアサヒロジスティクスでは、女性ドライバーの比率を8.1%にまで引き上げた施策について、専用の採用LPや女性用トラックの導入などが挙げられました。また、社員寮の発信により地方採用を強化する取り組みについてもお話がありました。

花王ロジスティクスの成功例


御田博隆氏からは、人材の定着やスキルセットに基づく研修プログラムについての説明がありました。彼は、社員一人ひとりが長期的なキャリアパスを見据えた上での研修制度に力を入れていると述べ、自社の人材育成への意気込みを見せました。

基調講演とディスカッション



基調講演では、株式会社アッシュの大澤祐二朗氏が美容業界から得た採用ブランディングの成功例を発表し、物流業界との類似点を指摘しました。これにより参加者は異業種の成功事例から新たな視点を得る機会となりました。また、パネルディスカッションでは、物流業界のイメージ向上に向けた具体的な施策が議論され、教育機関との連携や社会全体への物流価値の認識を深める必要性が共有されました。

質疑応答の時間には、参加者から具体的な取り組みについてさらなる質問が寄せられ、お互いの成功事例や課題に対する関心が高まりました。

サミットを経ての意識の変化



サミット終了後の参加者アンケートでは、「リアルな課題を知ることで新たな発見があった」といった声が多く寄せられ、業界整体の改善に向けた共感が得られました。須藤氏は、物流業界が抱える人材課題に向き合う重要性を再確認し、企業としてのブランディング向上が必要であるとの考えを示しました。

今後も、物流業界の魅力や仕事内容を明確に発信していくことで、より多くの人材を引き付ける取り組みが進められていくことでしょう。今回のサミットは、物流業界の人事と他業種の知見を融合し、さらなる成長に向けたきっかけとなりました。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

関連リンク

サードペディア百科事典: PR TIMES 株式会社ギオン 物流人事サミット

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。