高梁高校のAIセミナー
2025-07-27 11:21:20

岡山大学が高梁高校で生成AIセミナーを開催しデジタル教育支援を強化

岡山大学が高梁高校で生成AIセミナーを実施



2025年6月21日、国立大学法人岡山大学は岡山県立高梁高等学校の依頼を受け、生成AI活用セミナーを開催しました。この取り組みは、同校が進めている「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の一環。目的は、生徒が探究活動において生成AIを適切に活用するための知識と技術を身につけることです。

このセミナーには、岡山大学データサイエンス部の学部生と大学院生6名が講師として参加し、高梁高校の153人の生徒を対象に、生成AIの基本原理から情報倫理、実際の活用方法までを教えました。特に個人情報の取り扱いや信頼できる情報を見極めるためのファクトチェックの重要性について深く掘り下げました。

参加した生徒たちは、生成AIのカスタマイズ方法やプロンプト設計に興味を持ち、実際の探究活動に役立つようアンケート設計やスライド作成のワークショップも行われました。生徒たちは、「生成AIはどのように情報を取得するのか?」や「生成された情報の信頼性はどう確認するのか?」といった質問をし、セミナーへの関心の高さを伺わせました。

大学と高校の連携



セミナーの後、高梁高校の探究主任である安藤雅仁教諭は「現在2年次生が取り組んでいる探究ゼミ活動に大いに役立つ実用的なセミナーとなった」と振り返りました。また、校長の鳥越信行氏は「デジタル技術を駆使して様々な社会課題を考える力を育てたい」と今後の教育への期待を語りました。

岡山大学は引き続き、このDXハイスクール支援を通じて高校の教員や生徒のニーズに応じた支援を行い、地域社会に貢献していく意向を示しています。今後も、大学と高梁高校の連携は続き、より多くの生徒にチャンスを与えるための取り組みを強化していく予定です。

地域への貢献と未来への期待



岡山大学の取り組みは、地域の未来を見据えた教育とサポート体制の強化に繋がることが期待されています。このような教育プロジェクトを通じて、若い世代がデジタル技術に精通し、新たな時代に適応できる人材に育つことが望まれます。高梁高校の生徒たちがこのセミナーを通じて学んだことを活かし、将来の進路においても大きな力を発揮してくれることを心より願っています。

岡山大学は今後も地域中核の研究大学として、より良い社会を創造していくための取り組みを進めていくことでしょう。


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