鎌倉市に新たな「かまくら障害者支援アプリ」が登場
神奈川県鎌倉市で新しい障害者支援のためのアプリ、「かまくら障害者支援アプリ」がリリースされました。このアプリは、株式会社ミラボによって開発され、障害のある方が必要な情報やサービスを手軽に取得できるように設計されています。ここでは、このアプリの特長や利用方法について詳しく紹介します。
導入の背景と目的
鎌倉市では、2022年施行の「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」に基づき、障害がある方に対する情報の提供環境を整備することが求められました。この法律は、障害者が情報を取得し利用するための施策を強化するものです。そこで、ミラボが開発したアプリを基に、地域に特化した「かまくら障害者支援アプリ」がスタートしました。
アプリのダウンロード方法
「かまくら障害者支援アプリ」はApp StoreやGoogle Playから簡単にダウンロードできます。検索欄に「かまくら障害者支援アプリ」と入力すれば、すぐに見つかります。また、ウェブブラウザからも
こちらのリンクでアクセスできます。
市内にお住いの方で質問がある場合は、鎌倉市健康福祉部障害福祉課へお問い合わせください。
電話番号は0467-61-3975です。
アプリの主な機能
このアプリは単なる情報提供だけではなく、障害者支援を本格的にサポートするための多機能を持っています。その主な機能を見ていきましょう。
1. スピーディーなお知らせ配信
かまくらアプリでは、市からのお知らせをアプリ内でダイレクトに受け取ることができます。従来の広報紙や郵送による方法から、配信対象を絞って個々に必要な情報が提供されるため、利便性が大幅に向上。これにより、支援施策やイベントの周知活動も進むでしょう。
2. デジタル化された「福祉の手引き」
市内での福祉サービス情報が、アプリ内にデジタル化されました。これにより、障害の種類や等級などの条件で情報を絞り込み、必要な情報をすばやく見つけることが可能になります。この機能は常に最新情報が反映されるため、利用者は安心して利用できます。
3. 事業所一覧
市内の福祉事業所についての基本情報や空き状況を検索できる機能もあり、必要なサービスを効率的に見つけることができます。地域やサービスの種類に応じた情報が整備されており、利用者にとって利便性が高まっています。
4. バリアフリーマップ
公共施設のバリアフリー情報が確認できるマップも搭載されています。車いすやオストメイトに対応したトイレの有無、ベビーベッドの設置状況が視覚的にわかるため、家族でのお出かけも楽になります。
まとめ
「かまくら障害者支援アプリ」は、障害のある方やその家族にとって非常に役立つツールです。これまでのアナログな情報提供方式から、デジタル化された便利なサポートに生まれ変わりました。今後も、地域社会における障害者支援の強化に貢献していくことでしょう。ぜひ、皆さんもこのアプリを活用して、必要な情報を的確に手に入れてください。