岡山大学生がASEANフォーラムで発信した日本文化の魅力
2025年6月22日から27日、タイのチュラロンコン大学にて開催された「The 20th ASEAN and 10th ASEAN+3 Youth Cultural Forum」に、岡山大学の学生2名が参加しました。このフォーラムはASEAN University Network (AUN)と日中韓の大学生が集い、文化を通じた交流を深める年に一度の貴重なイベントです。
フォーラムの概要と重要性
フォーラムの目的は、参加学生が自国の文化を披露し、異文化を学ぶことによって理解を深めることです。正に国際交流の一環として、多様な思想や価値観に触れることができます。今回のイベントでは、岡山大学から参加した魏皓輝さん(グローバル・ディスカバリー・プログラム4年生)らが中心となり、日本の伝統を伝えることに努めました。特に、「南中ソーラン」と呼ばれる日本の伝統舞踊は、そのエネルギーと美しさで観客を魅了しました。
日本文化の発信
メインイベントでは、魏皓輝さんと彼の仲間たちが、千葉大学の学生たちと共演し、日本の伝統舞踊「南中ソーラン」を披露しました。迫力ある演技は、会場の雰囲気を一変させ、観客も巻き込んで一体感のある盛り上がりを見せました。その後には、参加者全員が踊りに加わり、会場全体が日本の文化を楽しむ場所へと変わっていきました。
さらに、日本文化ブースでは、抹茶ときび団子の試食が提供され、約200名の参加者に対して日本の伝統的な料理を味わってもらうことができました。また、七夕文化の紹介を通じて、日本の美しい文化を多くの人々に伝えることもできました。
参加者の体験談
魏さんは、「遠隔地での合同練習が難しい中、本番の3時間前に初めて全員が揃ってリハーサルを行いました。皆で力を合わせて最高のパフォーマンスを創り上げることができ、本当に貴重な体験をしました」と振り返りました。このような体験は、今後の彼の活動にも大いに役立つに違いありません。
未来への期待
岡山大学は、国立六大学(千葉、新潟、金沢、岡山、長崎、熊本)およびASEAN University Networkとの関係を深めており、約10年間にわたって活発な交流を行っています。これからも国際的な交流を更に進めていくことが期待され、岡山大学の取り組みから目が離せません。地域に根ざした特色ある研究大学として、岡山大学は今後も新しい挑戦を続け、人材を育成し続けることでしょう。
フォーラムの様子や学生たちの活動は、岡山大学の海外留学インスタグラムにて動画が公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。
岡山大学留学公式インスタグラム
岡山大学が率いる国際交流の取り組みは、地域社会の持続可能な発展にもつながっています。地域中核としての役割を果たし、未来を見据えた活動を続ける岡山大学の姿は、私たちに希望と可能性を提供してくれるでしょう。